こども映画館

こども映画館

「こども映画館」は、子どもたちが映画に出会う場所、
もっと映画を知って、もっと映画を好きになる場所です。
「こども映画館」第1弾として、日本のアニメーション映画の歴史に触れ、
アニメーションを体験することができる、子どもたちにも、大人にも楽しんでもらえるプログラムを準備しました。
日本のアニメーションの豊かな世界を、子どもたちといっしょに体験してください。

はじめての映画館 はじめての映画

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こども映画館 スクリーンで見る日本アニメーション

2017年、日本のアニメーションは生誕100年を迎えました。
現在では、日本文化の代名詞ともなっているアニメーション。多くの子どもたちが、初めての映画館で出会う“映画”は、アニメーション映画ではないでしょうか。映画館、テレビ、インターネット、ゲーム、スマートフォン、現代の私たちの周りにはアニメーション映像があふれています。およそ100年前、アニメーションは、どんなものとして生まれたのでしょう。100年あまりでどんなふうに変化したのでしょう。「こども映画館 スクリーンで見る日本アニメーション!」では、現在、見ることができる日本最古のアニメーションから、子どもから大人まで大人気の現代の作品まで、日本のアニメーション映画の歴史に触れ、アニメーションを体験することができる、子どもたちにも、大人にも楽しんでもらえるプログラムを準備しました。

開催予定

  • 2018年9月16日仙台短編映画祭(せんだいメディアテーク)

    上映作品:『パンダコパンダ』
    NFAJ短篇集1:いろいろな動物の映画

    ウェブサイト
  • 2018年11月3日邑の映画会@群馬県邑楽町ホール

    上映作品:NFAJ短篇集1:いろいろな動物の映画
    ※ワークショップ有

    ウェブサイト
  • 2018年11月10日松本市美術館/まつもとCINEMAセレクト

    上映作品:『パンダコパンダ』
    ※同時開催「こども映画 教室/みんなのムービ ー アニメーションのしくみワークショップ」

    ウェブサイト
  • 2018年11月25日札幌映画サークル@札幌プラザ2.5

    上映作品:『太陽の王子 ホルスの大冒険』『長靴をはいた猫』『パンダコパンダ』『パンダコパンダ雨降りサーカス』

    ウェブサイト
  • 2019年1月26~27日(予定)高知県立美術館

    未定

    ウェブサイト

これまでの上映会

  • 2018年7月25日、27日、28日、8月3日鎌倉市川喜多映画記念館

    上映作品:『パンダコパンダ』『パンダコパンダ雨降りサーカス』
    NFAJ短篇集3:さまざまな手法
    ※「昔のアニメに音や言葉をつけてみよう」ワークショップ有

    ウェブサイト
  • 2018年3月24日、25日、31日川崎市市民ミュージアム

    上映作品:『長靴をはいた猫』
    NFAJ短篇集:いろいろな動物の映画
    ※「くるくるアニメをつくってみよう~マジックロール・ワークショップ」「映画を映す機械を見てみよう~映写室見学」

  • 2018年3月18日、21日、25日広島市映像文化ライブラリー

    上映作品:『パンダコパンダ』『パンダコパンダ雨降りサーカス』
    NFAJ短篇集:いろいろな動物の映画、NFAJ短篇集:さまざまな手法(ピアノ伴奏付上映)

「上映会+アルファ」のヒントこんな上映会ができます!

子どもたちが「こんな上映会に行ってきたよ!」と思い出に残る上映会を作ってみましょう。映画を観るだけでなく「特別な何か」(+α)の時間を用意することで、映画の鑑賞体験がより豊かになります。

子どもたちと一緒に「映画館(上映会)をつくる」

子どもたちに上映会に観に来てもらうだけでなく、子どもたちと一緒に上映会を作ってみましょう。

ポスターやチケットをつくろう

ポスターのためにB1サイズ程度の模造紙やサインペン、絵の具などの画材を用意するほか、作品のスチルなどコラージュに使える素材も用意しておくといいでしょう(権利処理の確認が必要です)。 ミシン目カッターを用意すると、子どもたちも喜ぶ本格的なチケットが作れます。

受付や司会、会場づくりも!

上映会当日には、チケット販売やもぎりのほか、会場の装飾やポップコーンの販売、司会進行や上映作品の前口上を子どもたちに担当してもらうなど、上映会の盛り上げにも活躍してもらいましょう。

キノローグ―映画を話す

いま見たばかりの映画について対話をしてみましょう。初めて顔をあわせる人たちの前では、自分の感想を伝えるのが難しいかも知れません。仕掛けを用意してみましょう。

おえかき

映画の中でもっとも印象に残った場面(びっくりした/笑った/怖かった/悲しかった/楽しかった…)を絵に描いてみましょう(5分~10分)。
絵に描いたあとは、みんなに対して「どんな場面か?なぜ印象に残ったか?」をお話してもらいましょう(10~15分)。
グループ発表でもよいでしょう。上手な絵を描くことが目標ではないことを伝えましょう。解説者が手順を説明する際には、棒人間をわざと下手に描いて見せるなど、子どもたちの心理的なハードルを下げるように心がけてみましょう。

おはなしくらべ

原作がある映画の場合、映画と原作では描かれ方にどのような違いがあったか、を対話形式で聞き取りしてみるとよいでしょう。
あらすじ、登場キャラクター、作品から受ける印象などを比べてみます。小さな子どもたちにはクイズのような楽しみがあり、映画への集中力も高まります。『おこんじょうるり』のような短い作品の方が向いていますが、『河童のクゥと夏休み』や『銀河鉄道の夜』のような長編では、事前に原作を読み込んできてもらうことにより、作品への理解が深まり、読書感想文などへの手がかりともなります。

もっと、映画を知る!!

視覚おもちゃの工作ワークショップの他にも、映画のなりたちを知るきっかけを用意してみましょう。

映写室見学

普段は入れない特別な場所ということで、映写室を子どもたちに見てもらうと、映画の仕組みを知るきっかけになるでしょう。いつも目にしているモニターに映し出される映像ではなく、会場の後ろから光が投射され、大きなスクリーンに映し出されることで多くの観客と同じ体験を同時に共有できます。
スクリーン前のスペースに余裕があれば、自分たちの体を影絵でスクリーンに映すことで、光と影の関係を感覚的につかむこともできます。

映画に音をつけてみよう!

初期のサイレント映画には音がついていません。活動弁士や伴奏をつけて楽しんでみることで、映画の歴史と原理を学ぶことができます。

映写機解説

35mmでもよいですが、より手軽な16mm映写機が用意できる場合は、実際に子どもたちの目の前で操作して、フィルムの小さな1コマから大きな映像が映し出される仕組みを知ってもらいましょう。 映写機の取扱説明書などの構造図を利用して、解説した内容を書き加えるワークシートとしてもよいでしょう。

フィルムに触れる

フィルムを実際に用意して、触れてもらいましょう。子どもたちにとっては、見て触って体感することが大事です。大きさ(35mm、16mm、8mmの違い)や、長さ(1秒間24コマがどれくらいか。3分間は?など)、重さ(フィルム缶に入れた1リールを実際に持ってもらう)など、子どもたちの体で体験してもらいましょう。

「上映会+アルファ」のヒントこんなワークショップができます!

アニメーションの上映にあわせ、簡単なワークショップを行うことで、親子の映画鑑賞への参加を促すことができます。鑑賞後にアニメーションのキャラクターに色を塗るなど、手を動かしながら、鑑賞した映画の感想を聞くだけでも構いません。簡単な準備で、子どもから大人まで楽しめる視覚玩具づくりを通して、アニメーションのしくみを理解することができます。動きを楽しむのであれば、丸や三角などの単純な図形でも十分です。時間に余裕がある場合は、色を塗るなど丁寧につくることで完成度が高くなります。
親子で参加の場合は、子どもだけの活動スペースをつくり、親も作品を制作することで、子どもが自由にいきいきと活動できます。いずれのワークショップも、最初に参加者が完成したマジックロールやソーマトロープにふれて体験すると、導入がスムーズになります。ちいさな子どもでも夢中になると非常に集中します。驚き盤のように根気がいるものは20~30分を目途に休憩を入れることが大切です。
キットを用意する場合は失敗することも考え、参加人数よりも多めに用意しましょう。またハサミ、カッター、画鋲などの使用や管理には注意が必要です。
視覚玩具は一人で楽しむものが中心ですが、カメラで撮影し、プロジェクターなどに投影することで、映画のようにみんなで作品を共有することが可能になります。
対象年齢、時間は目安です。

進め方

  • 01
    活動・場所の説明

    活動・場所を説明します。

  • 02
    導入

    見本をみせながら説明します。

  • 03
    活動

    具体的に作りながら説明をします。進めながら、子どもが理解しているか確認し、困っていればスタッフが対応します。

  • 04
    完成・鑑賞

    発見したことなど、楽しかったこと、大変だったことなど、感想を聞いてみましょう。

ワークショップの内容

  • 対象:未就学児~1.マジックロール

    説明5分、制作10分

    身近なものでアニメーションの原理を楽しめるしくみ。
    用意するもの:A4用紙(長辺を4分の1に切る)、HB以上の濃さの鉛筆、色鉛筆、消しゴム、ペン、カラーペン

  • 対象:未就学児2.赤青アニメーション

    説明5分、制作30分

    1枚の紙でアニメーションをたのしめるしくみ。
    用意するもの:A4の紙、セロファンテープ、5センチ角セロファン(赤と青)、赤ペン、青ペン

  • 対象:小学生3.ソーマトロープ

    説明10分、制作30分

    用意するもの:7.5cm角の付せん2枚、輪ゴム二つ、鉛筆、消しゴム、ペン、カラーペン、色鉛筆、穴あけパンチ(あればパンチラベル)。
    ※付せんを使わない場合は紙(コップを使い、円を描くことで代用)とのり、ハサミを使います。

  • 対象:小学生4.フェナキスティスコープ(驚き盤)

    説明10分、制作60分

    8つの絵を描いてアニメーションをつくります。
    用意するもの:鏡、割り箸、画鋲、セロテープ、はさみ、定規、のり、鉛筆、消しゴム、ペン、カラーペン、白い紙、濃色の厚紙、お皿

作品紹介

貴重な初期アニメーションやアニメーションの様々な技法をみることができる短篇集、
長篇アニメーションの新旧の傑作など、日本が培ってきた素晴らしいアニメーションの歴史の一端を知り、
その魅力に触れることができる作品集です。

長・中篇作品

短篇集

お問い合わせ

一般社団法人
コミュニティシネマセンター

film@jc3.jp

050-3535-1573

「こども映画館 スクリーンで見る日本アニメーション!」主催

一般社団法人コミュニティシネマセンター、国立映画アーカイブ

特別協賛:木下グループ

企画グループ

「こども映画館 スクリーンで見る日本アニメーション!」企画グループ(企画・テキスト作成)
岩崎ゆう子、碓井千鶴、岡崎匡、小川茉侑、佐藤武、志尾睦子、冨田美香、中西香南子、村上朗子、森宗厚子

「こども映画館 スクリーンで見る日本アニメーション!」は、フィルムの上映環境を確保するための、コミュニティシネマセンターの「Fシネマ・プロジェクト」の一環として、国立映画アーカイブと共催で実施しています。